Detail
萩・尾花(ススキ)・葛・女郎花・藤袴・桔梗・撫子の秋の七草を素朴なタッチで描きました。
和菓子の包装紙を思わせるような雰囲気で、包んだり、敷いたりと使い方が広がるてぬぐいです。
秋の七草は奈良時代からあった
『万葉集』には、山上臣憶良(やまのうへの おみおくら)が秋の七草について詠んだ二首の歌があります。
一つ目の歌は「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」で、秋の野に咲く花を指折って数えると、7種類の美しい花があるという意味で、二つ目の歌では、「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」と詠っており、秋を代表する花々を挙げています。
1300年経った今でも、変わらない秋の七草に手ぬぐいを通して想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
サイズ:約3cm x 90cm
素材:綿100%
染め方:注染
製造国:日本製